【実話】星になったキミへ
「解放病棟に行けば、男いるでしょ?」


「あっ。そうなんですか?」


「何?もしかして、入院初めて?」


「はい。そうなんです。」


「じゃぁ、色々教えといてあげるけど、閉鎖は、女だけなの。そして、開放よりも自由が全然ない。散歩も看護婦付きで、大人数だし。開放は、病院の敷地内だったら、1人で行けるしね。そこを利用して、開放だと男とヤれるわけよ。みんな、してるのよー。男の方が溜まりやすいでしょう。だから、男も誰でもいいってなっちゃうのよね。どんなに、太ったおばさんでも、取り合いの大人気よ。ヤれれば誰でもいいってわけ。裏に雑木林あるでしょ?あそこ、多いよ。やってる人達。」


「えー!!マジですか!?かなさんは、何で、そんなに知ってるんですかー?」


「私、入退院の繰り返しで、ここにお世話になって20年だから。」

「えーーー!!そんなに!?」


「ここは、古株多いわよ。私なんて、まだ短い方よ。長い人なんて、40〜50年だから。」

「えーーー!!そんなに治らないものなんだ。」


私は、一気に絶望感でいっぱいになった。


医師からの宣告よりもきつい。


と、すると、かなさんが、Hな話を吹っ掛けてきた。

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