メイキングオブ宇宙人


戦闘機の隊長の目にも、回りの星と地球が区別出来る所まで来ていた。

途中、小隕石に当たって方向が判らなくなるアクシデントがあったが(例に漏れることなく、寝ていたため)どうにか、ここまで来た。

「予定を立てて来た訳じゃないけど、早く帰りたいな…。久し振りに部下の顔も見たいし…」

じみ~にすこぉ~しづつ近くなる地球に、ワクワクしたり眠くなったりもする戦闘機の隊長であった。





益々、疑問は大きなものになった。
もうすぐ本番が始まる。
スタッフが動き出した。
まだ、ヤツがいるのか、どこにいるのか全く分かってないのに。


それより、おしっこしたいぞ!

(シャトルのトイレの前、ノモト談)





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