メイキングオブ宇宙人
「見ない顔だな…
どこから来た?」
からっからの地面から這い出て来た隊長の目の前、黒く輝く仲間の姿。
「き 君は?」
「質問しているのは私だ。まず答えを聞こう。」
ドンだけ上から目線な人だ……
しかしどう見ても、仲間には違いないだろう。
「地球という星で生まれた。隊長というのは呼び名だが、正確な名前は無い。」
黒い男は、しばし首を傾げたが、隊長を見つめて話し出した。
「私は、モーガン。この星の本星から、この分星2号の警備のために派遣されている。」