堕天使の理由


それでも、眠気に襲われているあたしは

抵抗を試みて、


毛布を頭から被った。


一瞬静かになって、毛布からツナミをチラッと見ると


唇を尖らせて、体育座りをしてる



毛布から顔を出して、


「あ゛〜!!わかった、わかったよ」


起き上がったあたしを見て、子供みたいに笑うツナミ
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