堕天使の理由
あなたに届けたかった想いも、砂のようにサラサラ流されて
当たり前みたいに時間が流れて、いつか"あの頃"って呼ばれてしまう今を生きてるって気付く。
どれだけ近くても、どれだけ遠くても
あなたが居た、あなたしか居なかった。
あたしを包む優しさも、あたしを撫でる手も
あなたでしかないから、そんな不器用なとこだけ
あたしに残して、あなたは。
雨の日に思い出を落とす、少しずつ輝いていた光も見えなくなって
あたしは、いつの間にか手を伸ばさなくなったのよ、