例えば、それが奇跡なら…
「別に…。いつも通りじゃないか。柚葉ちゃん、いつも中庭を見てるんだよ。アンタも余計な心配しないでいいんだよ〜!さ、分かったら病室に戻りな!」

タケさんはふてくされながら自分の病室に帰っていった。

「さて!話聞いてやるか!」

トモエおばさんは病室に入った。

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