例えば、それが奇跡なら…
希望の日々
柚葉にとってまた怖い夜がきた。

「はぁ、今日は色んな事があって疲れたな…。」

疲れていたのにまったく眠れなかった。

なぜか柚葉はまた中庭を眺めはじめた。

不思議と怖さが少し薄らいでいた。

「や、やっぱ、怖いな…。」

ベッドに横になった柚葉は天井を見ながら思った。

「明日、また会えるといいな。話したいな…。」

柚葉は快の事を考えながら眠っていた。
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