適当男の探偵事務所
初めての依頼
眠いzzzzzzzz。
私は足どり重く探偵事務所に向かった。
『コンコン
神崎です。』
『誰?』
昨日会ったばっかりなのに
忘れたんかい。
『見習いです。』
『あぁ掃除係ねぇ。』
『入っていいよ。』
名前ぐらい覚えてくれてもいいのに。
べーーだ。
『失礼します。』
『ちょっとぐらい依頼あったんですか?』
『ない。』
『昨日始めたばかりだから
そんなにすぐにこないの。』
名探偵さんは機嫌が悪いみたいだ。
『じゃぁ私は何もする事ないんですね。』
『あるよ。』
『そこの本をあいうえおから順番に並べといて。』
人使い荒い。。
(ムカ。)
私は文句を言いながら本を片付けはじめた。
『あとこのメモ見て買出し行ってきて。』
『はいはい。行ってこればいいんでしょ。』
『こっち先にして。』
『いってきまーす。』