-君に愛してると言いたい-
長い、キスだった。

ほの明かりのなかでは、時間はゆっくりと進むのだろうか。

ユウタはマチをそのままそっと抱きしめた。

「大好きだよ。」

だから、大丈夫。

ユウタはそう言った。
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