蜜愛
『すげー!そこまでしちゃう?オマエ、そこ、ベランダだよ?隣の家に、そのウィンウィン、聞こえちゃうよ?!イカレてるな!最高!』


彼の唇からそんな賞賛の言葉が漏れるたび、あたしの吐息も大きく漏れた。


『もっと、もっとみて……ください』


言わなくても、彼は見てる。

あたしに釘付けなのは、その彼自身の膨らみでわかる。

あたしはもっと興奮して

『ね?いい?いい?』

と、息も絶え絶えに繰り返した。


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