蜜愛

額にうっすらと汗がにじむほどカラダは温まっていくのに。
全身は産毛が逆立ち鳥肌を立てていた。

こんな時必ず思い出すのは。



――彼のこと。


正しくは彼の、目線。

私の自慰を見て、真っ赤になっていた彼。


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