蜜愛
オレが贖罪の生を送り学んだのは。

もう、母さんはこの先二度と

オレをセイタなんて呼ばないことと、


そしてそれがオレの受け取れる母さんからの愛情で、

これ以上はない。

オレは母を赦し、あきらという名の父を、そして自分を愛し、セイタを殺すことで、


贖罪は終わった。


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