蜜愛
それに。


ちょっとそんな感じになった夜に、

ついうっかり激しく突いて、

流産するのは嫌。


かといって。


あんなに求めていた私が断るのもなんか不自然。




旦那がトイレから出てきて、台所に立つ私の後ろから優しく抱きしめてきた。


カタコトカタコトカタコト

鍋のフタ
気になるけど

火加減
見たいんだけど


私はそのまま。

彼に

そうされていた。


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