キスに恋して…3
「楓〜元気ないね?」


亜矢が話しかけてきた


「ううん〜大丈夫だよ!」


「飲む?」


「いい…ありがと」


「クリスマスだもん…本当は直哉くんと二人でいたかったんでしょ?」


「ち…違うよ…」


「私には隠さないでいいよ」


「うん…」


本当にそうじゃないの…


自分の気持ちがグラついて


どう動いていいかわからなくて…


「楓!」


ゲームをしながら直哉が呼ぶ


「なぁに?」


私は直哉の隣に座った


「ゲーム、一緒にしねえ?」


「うん!」


私は直哉とゲームをして、頭の中から良平を追い出した






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