キスに恋して…3
「先生ってば!起きてくださいよ…」


私はホッペを軽くパンパンとした


「わかったから…」


原田先生はうっすらと目を開けた


そしてまたいつもの口調


「お前、俺を叩いた?」


「た、叩いてません!」


「ったく!お前作業遅せえな!ノロマなんだよ…せっかくのたこ焼きが冷えちまった」


「すみません…」


「こんな冷えたたこ焼きはたくさん食えねえな…お前、食うんならやるぞ」


「はぁ…」


この人は何を考えてるの?


私の為にたこ焼き買って、待っててくれたんじゃないの?


1人で3パックも食べるつもりだったのかな?







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