キスに恋して…3
会いたかった浩ちゃんが目の前にいる


「浩ちゃん!」


私は走って浩ちゃんに抱きついた


「楓?本当に来たの?」


「会いたくて…我慢出来なくて…」


私はこんなに、人に会いたいって思ったことがなかった


「ありがと!」


浩ちゃんは抱きついた私の背中をポンポンとしてくれた


「ごめんね…急に…」


「いいんだけどさ…誰に見られるかわからないから…恥ずかしい」


浩ちゃんが小さく呟いた


「あっ!ごめん…」


急いで離れて辺りを見渡す


「大丈夫!誰もいない」


そう言いながら、軽くキスをしてくれた






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