キスに恋して…3
エピソード7

人気あるみたいよ

月曜の朝、いつもの様に受付内にいた


「おはよ…う」


入口のドアから原田先生が声をかけてきた


私は聞こえないフリをした


「おい!聞こえないのか?」


「………」


口なんて聞いてやんない


「あの…さ…木曜…悪かったな」


「………いえ…」


「聞こえてるんなら返事ぐらいしろ」


「………」


「おいって…」


「私おいって名前じゃありませんから!」


私、病み上がりの先生に意地悪かな?






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