キスに恋して…3
しばらく無言の浩ちゃんから何かを察した私


「別れよっか…」


そう口に出していた


「うん…」


電話の向こうの浩ちゃんが寂しそうな気配を漂わせている


「浩ちゃん…私、自然消滅は嫌だから、ココで…ハッキリさせよう」


「わかった…」


「浩ちゃんと…終わりだね…私、ちゃんと気持ちに整理つけるから」


「うん…」


「じゃあ…ね…」


私は携帯を切った


…これで終わり


転勤が私達の運命を変えた






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