キスに恋して…3
深くため息をつき、ベッドに潜り、涙が枯れるまで泣いた


昔もそうだった


1つの恋が終わる度にたくさん泣いて、亜矢と葵に聞いてもらった


泣きたい時は思いっきり泣いたらいいんだ


無理に忘れようとするから余計、辛いんだよね


さ、仕事頑張らなきゃ


明日も忙しい!


寝るぞ!


私は仰向けになったまま、両目にタオルを置き、泣きながら考えた


恋愛は気の持ちようで、私は浩ちゃんに騙されたとは思っていない


千絵が言うように、怪しいとは思いながらも、私は浩ちゃんと一緒にいれて、幸せだったし、後悔はしていない






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