キスに恋して…3
「おはよう」


「おはようございます」


伏し目がちにしたつもりだったのに先生にはお見通し


急いで駆け寄ってきた


「お前、どうしたんだよ!その目!まるでバケモンだぞ」


バケモンね…はいはい


「いいんです!」


「よくねえよ!病院の受付がバケモンとか、変な噂が立ってしまって、子供達が怯えるだろ?」


「失礼な!」


私は右手を振り上げた


先生を叩くフリをしただけなのに、先生は私の振り上げた手を握って、奥の部屋に連れて行った


「なんですか!離して!」






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