キスに恋して…3
俺は男が玄関から入るなり、咄嗟に殴りかかった


ボコッ


男の左頬に俺の強烈な怒りの一発


「ごめんなさい」


麻衣が謝りながらかばったのは


俺ではなく、相手の男だった


相手の男の前に立ち、震える麻衣


「どけ!」


「イヤだ!」


俺は麻衣の腕を掴み、男から離した


この時の麻衣は男が俺に殴り殺されるとでも思ったに違いない







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