キスに恋して…3
愛し合うには少ない時間だが、仕返しには十分な時間だろう


今頃あいつら、イチャイチャしてるかもしれねえし


俺は女を適当な場所に降ろし、部屋に戻った


麻衣がポツンと座っている


俺は何も言わず、荷物をまとめた


「良ちゃん…ごめんなさい」


小さな声が聞こえる


「自分が蒔いた種だ!」


「許して…」


「ふざけんな!」


「………」


「この先、二度と俺に話しかけるな!兄貴にも言っとけ!」


俺は麻衣の部屋から出て行った






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