キスに恋して…3
「明日、仕事で彼に会うから、返事、頑張ってみるね」


「頑張って!亜矢は可愛いんだから、自信持ちなよ」


「ありがと」


「じゃあ、夏のイベントの花火や夏祭りは彼氏と楽しんでね」


「うん…楓は?」


何となく申し訳なさそうな亜矢


「私?そうだなあ〜それまでにイケメン捕まえる(笑)」


亜矢に気を使わせないようにそう言った


「楓…坂口くんと会いたいって思わない?」


私はカフェラテが気管に入り、咳き込んだ


「ゴホゴホ…」


「大丈夫?」


「大丈…夫…だよ…いきなり変なこと、言うから…」


私は胸を擦り、息を整えた





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