キスに恋して…3
「物騒だから、いくらお前でも、物好きがいるかもしれないからな」


「それはどうも…気を使っていただいてすみません」


車まで近いのに、わざわざ先生ありがとう


「じゃ、先生ありがとうございました」


「ああ、気をつけて帰れよ」


「はい」


私は車に乗って先生に頭を下げてアクセルを踏んだ


ルームミラーに私を見送る先生の姿が写った


もう少しいたかったな


そんな感情が出るとは思ってもみなかった






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