キスに恋して…3
受付の前を原田先生が通る


「あ!先生おはようございます」


私はカウンター越しに呼び止めた


「おう!おはよう」


「昨日はごちそうさまでした」


「今日も来るんだろ?」


「はい!名前…シロじゃ可哀想ですもん」


「可哀想かあ?」


「まさか先生…シロって呼んじゃってるんじゃないでしょうね?」


「いや…実は名前決めた」


「え!?勝手に?何て付けたんですか?」


「勝手にって…俺の猫だぞ?」


「あ〜そうでした…すみません」


「また後で教えてやるよ」


そう言いながら、先生は歩いて行った


可愛いのに、変な名前とか付けられてたらどうしよう





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