キスに恋して…3
たとえ良平と直哉が私とは友達のままでも、私の近くに二人がいることを皆に知ってもらいたかった


亜矢と葵は私の大切な友達だから


すると良平は小さな声で囁いた


「他の男とあんま喋んなよ」


「あ…うん…」


「後…二人には俺と連絡取ってること…話していいからな」


「本当?」


「どうせ話したくてウズウズしてんだろ?」


「もう!良平!」


披露宴会場のドアの前から亜矢が私を呼ぶ


「楓〜」


「は〜い!今行く」


私は良平に軽く手を振り、披露宴会場へ入って行った






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