キスに恋して…3
「葵!何か食べ物は?」


真治が言う


「あったかな?」


葵はスーパーの袋をガサガサし始めた


「チョコとかは?」


「え〜スナックがいい」


ちょっとほろ酔いの真治が葵に甘えている


「葵、私、買ってくるね」


そっと耳打ちをして静かに部屋を出た


直哉と崇はゲームに夢中だった


携帯の時間はまだ10時を過ぎた頃


夜はこれから


私は近くのコンビニに入った






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