キスに恋して…3
「乗らねえ?」


「乗らない…」


「何で?」


良平は自転車を押しながら隣を歩く


「ちょっと飲んでるからゆっくり帰りたい」


「お酒?飲んでんのか?」


「まあね…少しだけ」


「あんま飲み過ぎんなよ!」


良平は私の頭をポンポンした


「大丈夫!本当に少しだし」


本当は自転車に乗りたいけど…良平にしがみついたら離れるのが辛いから…


それに歩いた方が長く一緒にいれるから…






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