星の都〜番外編〜
「この花を廊下の奥に置いてくること!行き止まりのところだ。簡単だろ?」


そう言いペアに一輪の花を渡した。


…何で赤い薔薇?


棘が刺さる…。


そんな疑問をよそに肝試しは始まった。

*******

俺たちは一番最後に行くことになり、先に行ったストラたちの3分後に行く予定。


あと…1分。


それにしても辺りは静か。


外も風がないらしく、虫の声だけがよく聞こえてくる。


ラリアも静かだし…。


「よし、時間だ。ラリア行くぞ。」

「え、あ、うん!」


ラリアは俺の後ろに付いて来た。
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