ケータイ
おじさんは「痛くない?」
を連発しながらも、身体のあちこちを舐めたり触って鼻息を荒くした。

気持ち良さはない、でも嫌でもなかった。

「入れるよ」

鋭い痛みが身体を貫く。

ああ、しちゃった。

呆気ないもんだ。
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