ケータイ


ケータイが鳴る。

「レイジ?ノリ。今からアキとマックに行くよ。何時もの所」

「了解」

「あ!」
ノリが慌てている。

「なんだよ?」

「レイジ、ノリ好き?」
まるでご褒美を貰うように聞く。

「…嫌いじゃない」
電話を切る。

さて、アキをどうしましょうね。
どんな女やら。
惚れるなんて事はないけど…。
< 76 / 93 >

この作品をシェア

pagetop