恋愛ジュース
「「そうだね…さ、戻ろうかな。」」
何、この間。雰囲気。
全部…お前のせいだっ!
「のんのん、大丈夫?」
「七瀬さん、大丈夫?」
「…てかさぁ、あんた何なのっ?」
あたしは、机に伏せたまま…つぶやいた。
「え?」
「…朝の態度とは全然違いますねぇ」
「朝??え?」
ふんっ…
とぼけやがって。←
「朝あたしにブスブス言ったくせに、何みんなの前では良い子面しちゃってんのッ?」
あたしは、溜まっていた気持ちを吐き出した。
「…あのさ…俺…何が言いたいんだか分かんないんだけど」
「はーんっもう記憶にないほど軽く言ったってワケだ!最低だね、うん。」
「多分…それ俺じゃない」
「あんた以外に誰がいんのッ…ドアホッ…!」
あたしは、伏せていた顔を上げて、彼の頭を叩こうとしました。←
…バシッ
しかしあっけなく、腕を掴まれ…そのまま倒れ込む。
「「キャー」」
女子の甲高い叫びの中…
「ちょ…っ」
何これ?え?
あたしが下に倒れて…その上で彼があたしをニヤつきながら見下す状態。