愛すべき君へ


「今日メールするね!」

そう言ってそらは
席についた。

席についたそらは
何やらソワソワしている
ようにも見えた。

「よっ!」

僕の前に現れたのは
爽やか系の結構顔は
イケてる男だった。

「...」
「俺、藤池愁悟!よろしくな」

そう言って僕の
目の前に手を伸ばしてきた。

僕はその手をがっちりと
握り締めて
「よろしく」
って言った。


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