愛すべき君へ


「よ~!叶くんっ♪」

そいつの名前は
新藤雅。
タチの悪い奴だった。

「俺さ、昨日
真璃南と寝たから」

俺は冗談だと
思って流していた。

「よかったね」
「まじだから」

その言葉を聞いて
俺は雅を見た。

真剣なまなざしで
俺を見つめる雅が
そこにはいたんだ。

それで俺は
真璃南に確かめに行った。


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