あなたがいてくれた‐いじめ‐

「それだけって・・・なに?」

そいつは予想以上に悲しそうな顔をしていた。


同情するな。

フザケルナ。


「同情しないでよ、気持ち悪いなぁ!!!!!


偽善者が。」

全身の力を振り絞って立ち上がり、歩き出した。

アイツの呼び止める声が聞こえたが、無視して公園を出た。


同情と言うのはとてつもなく、迷惑なのだ。

同情するだけ。

可哀想だとか、私だけは見方でいるとか表だけ。

裏は「関わりたくない」って思ってんだよ。

上辺だけの付き合いなんて、


吐き気がする。






< 32 / 99 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop