あなたがいてくれた‐いじめ‐
「なんて…幸せそうな顔。」

思わず微笑んでしまうぐらい、幸せそうだった。


殺されたなんて、思わせないほどに。

『コロサレタ』

本当に、可哀相だと思う。

川瀬に、簡単なことで殺されるなんて…あまりにも・・・・・


「優衣・・・・ちゃんかい?」

「雪夫さん!?」

確かに、雪夫さんの声がした。

その声は、もう死に掛けのような・・・かすれた声だった。


「優衣・・・ちゃん。」

雪夫さん、どこに居るの!?

「優衣ちゃん、ここだ。」

タンス?!

疑いながらも、タンスのドアを開けてみた。



「・・・――――!!!!!!!!!!!」










酷いよ。













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