あなたがいてくれた‐いじめ‐
雪夫さんと出会って、『1日』。

たった、1日だったけれど幸せだった。




「ありがとう。」


そして、


「また、会いましょう。」


本当に、悲しい時は涙が出ないんだね。

利世に会わせてあげたかったな。

もっと、早く見つけることが出来たら・・・。

どうして私は見守る事しか出来なかったんだろう。


後悔・・・ばかり。

倉庫に閉じ込められて、3日が経った。

お腹は空かない。

眠くない。

ここから、出たくない。


雪夫さん・・・ごめんなさい。







それしか


言えないから。







< 56 / 99 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop