─The queen love─






「あらっどうしたの?その服は・・」


家に帰ると、お母様の驚いた声がきこえた。



私はイジメにあったことをお母様に知られたくなかったので、少し言い訳を考えていた。



すると、


「俺が兎さんに間違って水をかけてしまったんです。だから俺の家でシャワーをあびてもらい、俺の服を着てもらいました」


中村佑亮・・・・・。


「あら、そうなの?兎・・」


「ええ。そうよ。。この人とてもドジだから・・・」



「ふふふっそうだったのね。イジメにあったのかと思って少しびっくりしちゃったわ。服を貸してくれて有難うね、えっとー・・」



「中村です。中村佑亮です」



「有難うね、佑亮君」



「いいえ。それじゃあ俺は失礼します・・」




「待って。お茶していってちょうだい?」


え・・?


お母様何を・・?



「でも・・」



「いいのよ。さ、入って」



ちょ、ちょっと───・・・っ



「それじゃぁお邪魔します」



中村佑亮も何やってるのよー!?


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