─The queen love─
「あら兎・・。遅かったのねぇ?何をやっていたの?」
「あー・・えっとー・・・」
「俺のシャツのボタンが全部とれちゃって・・。直してくれたんですよ」
中村佑亮・・・。
「あら、そうだったの?シャツのボタンはつけづらいから私に言ってくれれば私がやったのに・・・」
「いえっだめですわよ?!お母様っ。これくらいはできないと雅李音家の恥になってしまいますわっ」
「・・それもそうねぇ。さっご飯食べなさい」
「はい。いただきます」
「いただきます」
また助けてもらっちゃったわ。。
で、でも。
遅くなったのはアイツのせいだしっ?
助けてもらうのは当たり前よ──・・。
みたいな・・?