─The queen love─




「レイプって・・・どういうことだよ」


中村佑亮の手が震えている。



レイプされたときのことを説明すればいいのか、それともレイプをした人たちのことを話せばいいのかわからないわ。。



でも、



どっちも



話したくないわ・・・。





レイプされたときのことなんて、説明したくないわ・・。




思い出してしまう・・。



あの恐怖。





中村佑亮は怒っている。



きっと私のこと嫌いになったのね・・・。




だったら早くこの場から離れなければ。



これ以上嫌われたくないし、ここにいるとすごくつらいわ・・。






「兎・・・」




・・・。


 「もう俺はお前と一緒にいたくない。じゃあな」


とか言うのかしら・・?




そんな言葉、聞きたくないわっ!




「あのっ!さようなっ・・・・・・・・・・・」
















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