【企】エメラルド
春輝くんが、現れたのもビックリしたのに、スケッチブック?
横、座っていい?
そう言って、話しだした。
思考回路が回るかな?
「俺さっ中学の時、美術部だったんだ……葉月ちゃんみたいに風景画ばかり描いてたんだ!」
「……そうだったんだ」
大木を見つめながら、春輝くんは
「あの、大木とかもさっ!実は昔、描いた事あったんだ。
だけど、だんだんと描く事が、イヤになっちゃって!」
私は…渡されたスケッチブックを眺めていた。
「…年中、描いてたら見えなくなっちゃって!
そしたら、描くのは止めとこうって、その方が楽だしって思うようにしたんだ!」
そんな事があったんだ。
「分かる気もする。」
きっと、期間限定…。
それは、心から好きな風景だから…。
桜も、紅葉も…白い雪も嫌いじゃないけど。
真っ直ぐ、長い時間いる大木を見ると言葉では、言い表せないものが感じるから。
.
横、座っていい?
そう言って、話しだした。
思考回路が回るかな?
「俺さっ中学の時、美術部だったんだ……葉月ちゃんみたいに風景画ばかり描いてたんだ!」
「……そうだったんだ」
大木を見つめながら、春輝くんは
「あの、大木とかもさっ!実は昔、描いた事あったんだ。
だけど、だんだんと描く事が、イヤになっちゃって!」
私は…渡されたスケッチブックを眺めていた。
「…年中、描いてたら見えなくなっちゃって!
そしたら、描くのは止めとこうって、その方が楽だしって思うようにしたんだ!」
そんな事があったんだ。
「分かる気もする。」
きっと、期間限定…。
それは、心から好きな風景だから…。
桜も、紅葉も…白い雪も嫌いじゃないけど。
真っ直ぐ、長い時間いる大木を見ると言葉では、言い表せないものが感じるから。
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