natu
short story -natu-
5月の夜
Wednesday AM 02:15
透明な空気が
冷たい頬に触れた。
車を降りたナツは
遠くの空にちりばめられた
街の光を数えている。
「遠くから見るとキレイだね、
星空より綺麗。」
「あんなに騒々しくて、
忙しい街なのにね。」
透明な空気が
冷たい頬に触れた。
車を降りたナツは
遠くの空にちりばめられた
街の光を数えている。
「遠くから見るとキレイだね、
星空より綺麗。」
「あんなに騒々しくて、
忙しい街なのにね。」