natu
なつのおもかげ
ナツは、ウサギと子猫との間に
産まれた子どものような瞳をしていた。
何の根拠もなく
僕のことを信じたり、疑ったりして
その度にナツの瞳は揺れていた。
産まれた子どものような瞳をしていた。
何の根拠もなく
僕のことを信じたり、疑ったりして
その度にナツの瞳は揺れていた。