√番外編作品集
「山岡ちゃん、お誕生日おめでと」
「ウソついてごめーん。河田君がケーキの用意間に合わないって言うから、エイプリルフール活用させてもらったんだよ」
敦子が言って私の前に座った。
「どうにかして千恵遅らせようと思ってさ……千恵ってば時間に正確だから」
「鯨より、敦っちゃんがキャッチと格闘してるって方が足止め効果あったよね」
河田君が笑っていうと、敦子は少し嫌そうな顔をした。
「人つかってウソつかないでよね。私は夢のあるウソだったもん、鯨~リアルで昔打ち上げられたことあったらしいけど」
「まぁ、ウソは河田の方が上手だからな」
潤がテーブルに乗せられるケーキを見ながらそう言うと、河田君は大げさにリアクションする。
「誤解広がる言い方はNGだぞ、黒沢」
2人の掛け合いに笑ってしまう。
「ありがとう、ウソは嫌いだけど、こういうウソは嬉しいよ」
私の言葉にみんなは揃って嬉しそうに微笑んでくれた。
「ウソついてごめーん。河田君がケーキの用意間に合わないって言うから、エイプリルフール活用させてもらったんだよ」
敦子が言って私の前に座った。
「どうにかして千恵遅らせようと思ってさ……千恵ってば時間に正確だから」
「鯨より、敦っちゃんがキャッチと格闘してるって方が足止め効果あったよね」
河田君が笑っていうと、敦子は少し嫌そうな顔をした。
「人つかってウソつかないでよね。私は夢のあるウソだったもん、鯨~リアルで昔打ち上げられたことあったらしいけど」
「まぁ、ウソは河田の方が上手だからな」
潤がテーブルに乗せられるケーキを見ながらそう言うと、河田君は大げさにリアクションする。
「誤解広がる言い方はNGだぞ、黒沢」
2人の掛け合いに笑ってしまう。
「ありがとう、ウソは嫌いだけど、こういうウソは嬉しいよ」
私の言葉にみんなは揃って嬉しそうに微笑んでくれた。