√番外編作品集
一応俺のいる特進クラスは進学クラスなので学内のイベントものに関しては、参加・不参加が自由なのだ。
特に、特進Bは例年不参加が多いクラスだ。
何故って、男が多いから。
合理主義が多い。
最近世間的に医療への関心が深まってるせいもあるが、今年の特進Bは例年より女子が多いらしい。
ちなみに男子28人、女子8人だ。
「なー、黒沢、お前やりたい?」
「どっちでも?」
黒沢は眠そうな視線をどこぞに投げながら俺の質問に答えた。
「A組は31アイスクリームやるって誰か言ってたなぁ……」
「D組は、メイド喫茶で申請出すらしいぞ」
「まじ?」
背後の会話に、黒沢を無視して飛び込む。
D組って言ったら、敦ちゃんじゃん!
「黒沢、敦ちゃんがメイド!!」
おかえりなさいませ康平さまーとかうわぁ、いいなそれ!
でも俺、ナースの方がいいけど。
「あいつがやるわけないだろ。ソフト部で模擬店出すからクラスのまで顔出せないよ」
「夢を速効崩すな!!」
思い切り怒鳴ると、後ろの席のヤツが笑った。
「それじゃあ、多数決で決めます」
クラス委員が前に出て、多数決を取りはじめる。
特に、特進Bは例年不参加が多いクラスだ。
何故って、男が多いから。
合理主義が多い。
最近世間的に医療への関心が深まってるせいもあるが、今年の特進Bは例年より女子が多いらしい。
ちなみに男子28人、女子8人だ。
「なー、黒沢、お前やりたい?」
「どっちでも?」
黒沢は眠そうな視線をどこぞに投げながら俺の質問に答えた。
「A組は31アイスクリームやるって誰か言ってたなぁ……」
「D組は、メイド喫茶で申請出すらしいぞ」
「まじ?」
背後の会話に、黒沢を無視して飛び込む。
D組って言ったら、敦ちゃんじゃん!
「黒沢、敦ちゃんがメイド!!」
おかえりなさいませ康平さまーとかうわぁ、いいなそれ!
でも俺、ナースの方がいいけど。
「あいつがやるわけないだろ。ソフト部で模擬店出すからクラスのまで顔出せないよ」
「夢を速効崩すな!!」
思い切り怒鳴ると、後ろの席のヤツが笑った。
「それじゃあ、多数決で決めます」
クラス委員が前に出て、多数決を取りはじめる。