らぶ☆でり~恋を運んでおにーさん~
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貧乏大学生の私は親から月に一回、食べ物やら生活消耗品やらを宅配便で送ってもらっていた。
世話好きな親戚もいっぱいいて、一年生のころから月に2、3回は宅配便使ってたの。
2年になって配達の係の人が変わって、かっこいいおにーさんになったなぁとは思ってたんだけど、その時はまだその程度。
普通にすっぴんに前髪を頭のてっぺんでしばって、中学のジャージで出てってた。しかも寝起き。
おにーさん、水無瀬さんはいつも配達の度
「今日は天気がいいですね」
「今日荷物重いから気をつけて」
「可愛い髪ゴムですね」
なんて挨拶以外に一言声をかけてくれていた。
私も寂しい1人暮らしにささやかな潤いができた気分でよく世間話をした。
水無瀬さんが若いのもあって仲のよいおにーさん。そんな感じになっていた。
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貧乏大学生の私は親から月に一回、食べ物やら生活消耗品やらを宅配便で送ってもらっていた。
世話好きな親戚もいっぱいいて、一年生のころから月に2、3回は宅配便使ってたの。
2年になって配達の係の人が変わって、かっこいいおにーさんになったなぁとは思ってたんだけど、その時はまだその程度。
普通にすっぴんに前髪を頭のてっぺんでしばって、中学のジャージで出てってた。しかも寝起き。
おにーさん、水無瀬さんはいつも配達の度
「今日は天気がいいですね」
「今日荷物重いから気をつけて」
「可愛い髪ゴムですね」
なんて挨拶以外に一言声をかけてくれていた。
私も寂しい1人暮らしにささやかな潤いができた気分でよく世間話をした。
水無瀬さんが若いのもあって仲のよいおにーさん。そんな感じになっていた。