鏡の中の彼と彼女 ~第三章~
駐車場に停めてある黒の四駆に乗り込む

そしてロック調の曲をかけて走り出す


まえ啓吾が初めて乗った時、驚いていた

俺らしくない と
そして


こっちがお前の素だな とも


よくハンドル握ると人が変わると言うが

まさしく俺
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