鏡の中の彼と彼女 ~第三章~
「啓吾お疲れ様、見て、部長の車、啓吾と同じだよ」


「…」


確かに見た目は同じだが部長の車のほうがワンランク上


車に詳しくない香織からしてみれば同じに見えるのだろう


ニヤリと笑いながら見ている隆吾が啓吾に向かってとんでもないことを言い始めた
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