鏡の中の彼と彼女 ~第三章~
「あ、おはようございます藤崎店長」


倉庫から海藤圭哉が戻って来た


「おはよ圭哉」


…あの日から俺のまわりは変わって行った


まず、桂はもう居なくなった


周りの人達には桂は裏方にまわり、代わりに弟の『啓吾』が店長になったと言った

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