狂者の正しい愛し方


今ここにいるのは、晴姫自身だ。


それを俺は分かっている。

大好きだ。晴姫。


でも、それを晴姫は認めようとしない。


信じるしか、ないんだよ、晴姫。


「よく、思い出して。」



両親を殺したのは、晴姫自身なんだから。



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